ブログ

  • HOME > 
  • ブログ > 
  • 歯が黒い!痛くないけど虫歯なの?意外な原…
2017.08.28

歯が黒い!痛くないけど虫歯なの?意外な原因とは

今まで気が付かなかったけれど、歯に黒くなっている箇所がある、という方はおられませんか?その部分に痛みがあるなら「虫歯かな?」と感じてすぐに歯医者に行こうと思いますね。けれども痛みもない場合、歯医者に行くほどのことかどうか悩んでしまうでしょう。ひと言で「黒い」と言っても、状態はさまざまですので、どういうふうに黒いのか、またその原因は何なのかを見ていきたいと思います。

痛みはないけれど、なんだか歯が黒い!?

痛みはないけれど、なんだか歯が黒い!?歯に黒い部分がある場合、特に、虫歯の経験があまりない方は「虫歯かもしれない!」と心配になることがあるでしょう。けれども、痛みのない場合は虫歯ではない可能性もあります。例えば、黒っぽい点が歯の表面にある時は、初期段階の虫歯であるとも考えられますが、黒い歯石が付着していたり、詰め物が変色していたり、という可能性もあります。また、近頃テレビCMなどでも耳にするようになったステインや、タバコのヤニなどが原因ということも。点ではなく、歯の一部が黒い、または黒ずんでいる場合は、過去に歯の神経の治療をし、神経がなくなった方に多く現れます。さらに妊娠中・幼少期に処方された薬の副作用の可能性もあります。これらの場合は、変色の具合にかかわらずどれも痛みを感じることがないのです。

歯が黒くなる原因理由を徹底サーチ!

歯が黒くなる原因理由を徹底サーチ! ・初期段階の虫歯
初期段階の虫歯は、自然治癒することがあります。臼歯の噛む部分の溝や、歯と歯ぐきの間などに黒い点が見られる場合は、初期の虫歯が治ったり再発したりを繰り返してできたものの可能性があります。

黒い歯石

歯石と言うと、白っぽいイメージを持たれている方も多いでしょう。しかし、歯周病などを患っている方は特に歯ぐきから出血するため、血液が混ざった黒い歯石ができてしまうのです。

詰め物の変色

コンポジットレジンなどのプラスチックで治療をした場合に、プラスチックが経年劣化で茶色や黒色に変色することがよくあります。

ステイン、ヤニ

黒というより、茶色に変色している方は、着色汚れの可能性があります。特にコーヒーやワインをよく飲む方、タバコを吸う方は、注意が必要。着色汚れは、他の汚れと違って歯の表面にある細かいくぼみなどに入り込むため、普通にみがいただけでは取れずに残ってしまうことがあります。

神経がない

歯の根には、歯を健康に保つための神経や血管などが多く通っています。その神経を取るなどして治療した場合に、年月が経つと水分量が減り、黒く変色することがあります。

薬の副作用

妊娠中や幼少期(8歳以下)に、テトラサイクリン系の抗生物質を服用した場合、歯が変色するという副作用を引き起こすことがあります。ただ、歯の健康には何ら影響はありません。

黒い部分がある歯は、放っておいても良い?

黒い部分がある歯は、放っておいても良い?歯の黒い部分は、虫歯が原因ではないこともあります。神経がなかったり、薬の副作用だったりする時は、歯の健康が悪化することはありませんが、元に戻すことも難しくなります。この場合は、ホワイトニングやマニキュア、ラミネートベニアなどをおこなってみると良いでしょう。歯石やステイン、ヤニなどでの黒ずみに関しては、ある程度は元に戻せますので、ヤニなどは、ホームクリーニングを丁寧におこなうことからはじめてみましょう。頑固なステインや歯石に関しては、クリニックでプロのクリーニングを受ける方がおすすめです。初期段階の虫歯であれば、クリニックで一度相談してみましょう。虫歯の状態により、削り取ってしまうよりもあえて経過観察をすることもあります。

まとめ

キチンとみがいているのに、歯に黒い部分があると、なんだか不安になりますよね。虫歯ではなくても、歯が黒いことはあまり良いとは言えませんので、気になったらクリニックで相談することをおすすめします。
電話 24時間WEB予約 初診の方