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2022.02.19

一生モノではなかった?銀歯の寿命

むし歯治療のひとつとして、昔から行われているのが銀歯を被せる方法。保険も適用でき、気軽に施術できますね。けれども最近、海外で行われている治療法を中心にさまざまな新しい方法が登場し、銀歯のデメリットが目立っています。特に銀歯を被せることにより、むし歯をより進行させてしまう可能性を重く見ている歯科医師が増えてきているのも事実。今回は銀歯の寿命について見ていきたいと思います。

銀歯って昔からあるけれど、一体どんなもの?

銀歯って昔からあるけれど、一体どんなもの?「銀歯」とは、虫歯治療後に削った部分を補足する、金属の被せものです。銀とは言いますが、正確には金や銀、パラジウムといった金属が主成分の合金である「パラジウム合金」です。これまで、銀歯が被せものの主流だった大きな理由は保険が適用されるということ。人にもよりますが、銀歯のみの料金なら3000円ほどで治療が受けられるので、治療費を抑えたい方にはおすすめですね。他には、天然の歯に近い硬さ・強度があるということが挙げられます。強い力がかかったことで、被せた銀歯が欠けてしまうということがほとんどありません。

最近、銀歯が敬遠されているってホント!?

最近、銀歯が敬遠されているってホント!?そんな銀歯ですが、ここ最近、次のような理由で敬遠されている傾向にあります。
白い歯の中で銀色が目立つ

歯科治療や審美治療が高度になってきたからこそ、白い歯がより好ましいとする人が増えています。話したり笑ったりした時に銀色が目立つのがイヤだという方も多くおられます。

歯ぐきが変色してしまう

金属が劣化し、金属成分が歯や歯ぐきに溶け出して黒くなる、メタルタトゥーになることがあります。人によっては、そのように金属が溶け出すことで金属アレルギーを起こしてしまうこともあります。

虫歯になりやすい

銀歯は劣化することで変形し、歯と銀歯の間に隙間を作ってしまいます。その隙間に菌が侵入し、虫歯を発症します。また、銀歯で隠れているため、初期の虫歯でも気が付かずに進行させてしまう恐れもあります。

汚れが付着しやすく取れにくい

銀歯の金属は硬く、強度が高いと説明はしましたが、小さな傷がつきやすい金属です。その小さな傷の隙間に細菌が詰まります。歯ブラシよりも細かな傷なので、汚れは落としにくくなります。

銀歯は一生使えるものではないの!?

銀歯は一生使えるものではないの!?
そもそも何年使えるの?

よく言われているのは、銀歯は劣化しやすく、だいたい5~7年。ただ銀歯であっても、歯のお手入れがしっかりと行き届いている方は20年ほど持つ方もおられます。 その場合はもともとむし歯になりにくかったり、ていねいなオーラルケアをされていたりする方に限ります。ひと昔前のように、銀歯を被せたら一生持つなんてことはありえないのです。

素材が劣化する!?

もともと銀歯の金属は、口の中では金属イオンに変化し、少しずつ溶け出しています。そのため、形が変形するなどして劣化していくのです。また、歯と銀歯をくっつける接着剤も不必要に強い力がかかると壊れてしまいますし、ベースとなっている歯にも欠けるなどの影響が出てしまいます。

むし歯が再発する!?

金属自体が劣化するのと同時に、歯と銀歯の間に隙間ができます。その隙間や被せている銀歯のフチにむし歯菌が付着し、繁殖しやすくなるのです。素材自体の劣化も気になりますが、せっかく直したはずのむし歯が、銀歯のために再発してしまう可能性があることは知っておく必要があります。

銀歯よりおすすめしている素材はコレ!
銀歯よりおすすめしている素材はコレ!最近、銀歯よりも利用率が上がっているのがセラミック素材の人工エナメル質です。歯と同じ白さのもので銀歯同様にむし歯治療に使われていたプラスチックレジンよりも、自然な歯に仕上がります。また、表面がつるつるですので、汚れが落ちにくいということも少なくなります。セラミック素材は金属ではないので、金属アレルギーの方への対策にもなりますし、歯や歯ぐきが黒く変色することもありません。また、施術も銀歯に比べて短時間、かつ、正確に行うことができます。3Dカメラで撮影した歯型からその方にピッタリの被せ物を作製するのです。金属の劣化もありませんので、隙間からむし歯菌が侵入してくることも少なくなります。ただデメリットとして、銀歯ほどに費用が安価ではないこと、強い力がかかると欠けてしまうことがあることなどは理解しておきましょう。

まとめ

銀歯も、普段のケア次第で、長く付き合っていけることもあります。けれども、銀歯を被せてしまうことで再発を見逃してしまうことも否めません。担当医師と相談し、自分に合った治療することをおすすめします。

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