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2019.08.06

理想的な歯並びとは?チェックしてみよう!

歯並びのチェック

歯並びのチェック歯並びは、見た目の問題だけではなく、虫歯・歯周病といった歯・お口の病気にも影響を与えます。あまり気にしたことがないよという方も、一度ご自身の歯並びをチェックしてみませんか?

正面から見たとき

まずは、「い」の発音をする時のように奥歯を噛み合せてお口を横に開いて鏡を見てみましょう。この時、以下のようになっているのが理想的な歯並びです。

  • 上の前歯の中心と下の前歯の中心が合っている
  • 上の前歯が下の前歯に2~3mm被っている

1つ目の「上の前歯の中心と下の前歯の中心が合っている」は、上の歯と下の歯が正しく噛み合っているかに関係します。中心がずれていると、下顎が左右のどちらかに歪んで見えることもあります。2つ目の「上の前歯が下の前歯に2~3mm被っている」は、噛み合わせの深さです。半分以上被っていると噛み合せが深すぎることを意味し、下の前歯で上の歯茎を傷付けていることがあります。また、顎関節に負担がかかるため、口の開閉時に顎関節から音が鳴ったり痛みを感じる・口が開けにくくなるという症状に悩む方もいます。反対に、あまり被っていないと噛み合せが浅く、食べ物を噛みきることが難しくなります。

横から見たとき

同じく、「い」の発音をする時のように奥歯を噛み合せてお口を横に開いて横から鏡を見てみましょう。下の前歯より上の前歯の方が前方に出ていて、その前後差は2~3mmになっているのが理想的です。2~3mm以上出ていると出っ歯や下顎が後方に下がりすぎている可能性があります。反対に、上の前歯より下の前歯が前方に出ているのは受け口(しゃくれ)と呼ばれる状態です。

そのほか

以下も理想的な歯並びの条件です。

  • 歯と歯が重なっていない
  • 歯と歯の間に隙間がない
  • 弓のようなアーチ状の歯列

なぜ悪い歯並びになるの?

なぜ悪い歯並びになるの?悪い歯並びになる原因には遺伝・食生活・生活習慣の3つがあります。歯の大きさや本数、受け口といった顎の骨格は遺伝します。歯並びに大切なのは歯の大きさと顎の大きさのバランスです。小さな顎に大きな歯だと歯が生えるスペースが狭くなり歯がガタガタに並びます。反対に大きな顎に小さな歯は空きっ歯になります。食生活は顎の発達に関係します。噛むという行為によって顎の骨が刺激されて発達するため、やわらかい食べ物ばかりだと噛む回数が減り、顎が発達せず小さな顎になり歯が生えるスペースが狭くなります。 歯並びを悪くしてしまう生活習慣には以下のものがあります。
頬杖、うつぶせ寝

顎の骨を圧迫することで顎の成長を妨げ、噛み合わせのズレや出っ歯になります。

指しゃぶり

開咬(奥歯を噛んでいる時に前歯が噛み合っていないこと)、出っ歯になります。

舌で歯を前方に押す

出っ歯や受け口になります。

口呼吸

口を閉める筋肉が衰え下顎や舌が下がってくることによって、顎の幅が狭くなり歯が生えるスペースが少なくなります。また、歯並びだけでなく睡眠時無呼吸症候群にもなる可能性があります。

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